2023年のiPhone 15 Pro(仮)モデルは(一部の国や地域で)物理SIMカードスロットがなくなるとの噂が出ています。しかしそれどころか、2022年のiPhone 14(仮)世代でなくなるモデルが出る可能性があることが伝えられました。
米MacRumorsの匿名情報源によると、アップルは2022年9月までにeSIMのみの(物理SIMカードスロットを備えない)スマートフォンを発売する準備をするよう、米国の主要キャリアに助言したとのことです。この情報提供者はタイムスケジュールを説明する本物らしき書類を見せてくれたものの、そこには特にアップルやiPhoneへの言及はなかったそうです。
かなり曖昧な表現ではありますが、「大手メーカーからeSIMスロット専用スマホの準備をしておくよう通達」などぼやかした文面だったのかもしれません。
2021年12月現在、アップル直営店やオンラインストアで販売されているiPhone 13にはnano SIMカードが入っていません。購入した人はiPhoneの電源を入れてWi-Fiネットワークに接続し、画面に表示される指示に従って、各自が選んだキャリアのeSIMをアクティベートできるようになっています。その一方で、別に物理SIMカードを調達してきて挿入することも可能です。
MacRumors情報の「2022年9月」という期限を考えると、iPhoneの物理SIMカードスロットなしモデルは、先に噂されたiPhone 15世代ではなく、iPhone 14の一部モデル以降になる可能性が浮上したかっこうです。ともあれ、現状ではそれ以上の確定的な手がかりはありません。
すでに日本や北米等で販売されているiPhone 13はデュアルeSIMに対応しており、eSIM同士のDSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)も利用できます。物理SIMスロットもあるもののトリプルSIMは不可であり、eSIM2つ、あるいはnano SIMを1枚+eSIM1つ、どちらかの二者択一です。十分にeSIMが普及している国や地域であれば、物理SIMスロットを廃止しても支障はなさそうです。
このウワサにつき、アップル未発表製品の予想に定評あるDylandkt氏は「自分が2月にシェアした『アップルは遅かれ早かれSIMカードトレイを除去する』との予想とも一致している」とツイートしています。
あなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してください
かつてアップルのデザイン最高責任者だったジョニー・アイブ氏は、iPhoneを「一枚のガラスの板」にすることを構想していました。物理SIMカードスロットの廃止は、その第一歩ともなり、筐体の開口部がなくなることで耐水性能も向上すると思われます。また物理カードスロットを排除すれば、iPhone内部のスペースを稼ぐこともでき、軽量化ないし新機能の追加もやりやすくなりそうです。
Source:MacRumors
あなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してくださいあなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してくださいあなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してくださいあなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してください