本体サイズは357×235×11~17mm(幅×奥行き×高さ)。重量は構成によって大きく異なり、56Whrバッテリ/SSD/タッチ非対応ディスプレイ搭載時は1.78kg、84Whrバッテリ/SSD/タッチ対応ディスプレイ搭載時は2kgとなる。今回試用したプラチナ・4Kディスプレイ・タッチパネルは後者の構成だ。ちなみに15.4型ディスプレイを搭載した「MacBook Pro 15型Retinaディスプレイモデル」の本体サイズは358.9×247.1×18mm(同)、重量は約2.04kgなので、奥行きが12.1mmほどNew XPS 15の方がコンパクトだが、ほかの数値はほぼ同等となる。
New XPS 15のベゼル幅はNew XPS 13の5.2mmよりわずかに広い5.7mmだが、15.6型ディスプレイにおける0.5mmの差はまったく気にならないはずだ。むしろディスプレイ自体が大型化されている本製品では、“フレームレスらしさ”はより強く感じられた。
同梱されるACアダプタは130W仕様で、サイズは実測143×66×22.5mm(同)、重量は352g。電源ケーブル込みで計測すると、重量は実測448.5gとなる。重量はともかく、電源ケーブルが直径実測7.2mmと太くてかさばるので、外出時などにはサードパーティ製の3ピン電源プラグなどと交換することをお勧めする。
インターフェイスは、左側面に電源アダプタ端子、USB 3.0×1(電源オフでも給電可能なPowerShare仕様)、HDMI端子、Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×1(兼用)、ヘッドセット端子、右側面にSDカードスロット、USB 3.0×1(PowerShare仕様)、バッテリ充電ステータスライトボタン、セキュリティケーブルスロットが用意されている。Webカメラはディスプレイ下部の左側、ステレオマイクは本体前面、ステレオスピーカーは本体底面手前の左右に配置されている。
端子類の最大データ通信速度(規格値)は、Thunderbolt 3が40Gbps、USB 3.1 Type-Cが10Gbps、USB 3.0が5Gbps。ちなみにUSB 3.0が2つともPowerShare仕様であること、HDMI端子が用意されていることが、New XPS 13との違いだ。
狭額縁設計のディスプレイはデザイン性向上に大きく寄与しているが、Webカメラがディスプレイ下部に配置されているため、ビデオ通話の構図が下から見上げるような不自然なものとなる。ビデオ通話の構図にこだわる人は少数派かもしれないが、下から見上げた映像はストレートに言えば “太って”見える。多少不自然になっても構わないので、正面から撮っているように見える“台形補正機能”がWebカメラ自体に搭載されることに期待したい。
本体天面。下がヒンジ部本体底面。長いゴム足が本体の前側とうしろ側でしっかりと筐体全体を支える。ヒンジ部側にあるスリットは吸気口。上方にふたつあるスリットはステレオスピーカー底面中央アップ。サービスタグや認証ラベルは金属製カバーに隠されている本体前面本体前面アップ。中央にあるのが、電源およびバッテリのステータスライト。バッテリ充電中には白色に、バッテリ残量が10%まで低下するとオレンジ色に光る。左右にあるのはステレオマイク本体背面。ヒンジ部分には樹脂製素材が使われており、中にはWi-Fiアンテナモジュールが入っている本体右側面。左から、SDカードスロット、USB 3.0×1(PowerShare仕様)、バッテリ充電ステータスライトボタン、セキュリティケーブルスロット本体右側面端子部アップ。右側で白く光っている5つの点は、バッテリ充電ステータスライト。右側のボタンを押すと、点灯した数でバッテリ残量を表わす本体左側面。左から、電源アダプタ端子、USB 3.0×1(PowerShare仕様)、HDMI端子、Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×1(兼用)、ヘッドセット端子84Whrバッテリ/SSD/タッチ対応ディスプレイ搭載モデルの重量は実測2,015g本体、ACアダプタ、電源ケーブルのほかに、Quick Start Guide、Safety and Regulatory Information(安全および認可機関に関する情報)が付属するACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は実測448.5gWebカメラはディスプレイ下部左側に配置されている。撮影中はWebカメラ左側のカメラステータスライトが白く点灯するカメラアプリを起動し、画面中央付近に自然に目を向けている状態でスクリーンショットを撮影した。太っていることが強調される構図と言える。またホームポジションに置いた指が大きく映り込むのも気になる