テレビの電気代はどのくらい? ポイントを押さえて上手に節約しよう | マイナビニュース マイナビニュース マイナビ

沿って : Ilikephone / On : 06/06/2022

テレビの画面サイズが大きくなればなるほど電気代も高くなる

テレビは平均で1日にどのくらい見ている?

総務省の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2020年)によると、テレビは平日で平均161.2分、休日で平均215.9分見ているという調査結果となっています。

ちなみに、インターネットは平日で平均126.2分、休日で平均131.5分です。テレビ離れといわれることも多いですが、平均ではインターネットと比べても、依然としてテレビの視聴時間のほうが長いという結果が出ています。

若年層を中心に、リアルタイム視聴の時間は減っていますが、録画でテレビを視聴する時間が延びています。自分の時間を大切にしつつ、録画機能を活用してテレビを見ている人が増えているといえるでしょう。

テレビの電気代を節約する方法とは?

テレビの電気代を節約するためには、いくつかの方法があります。今すぐ実行できるテレビ視聴時のポイントなども、まとめてご紹介します。

テレビの省エネ性能は、年々向上しています。テレビには「統一省エネラベル」がついていますので、どのくらい省エネが実現できるのかをすぐに確認することが可能です。統一省エネラベルには、5段階の省エネ性能が記載されており、星マークが多いほど省エネ性能が高いことがわかります。

経済産業省・資源エネルギー庁によると、2010年の頃の液晶テレビ(32型)に比べて、2017年の液晶テレビは、約34% も節電性能が高いという調査結果があります。最新型のテレビに買い替えれば、それだけで省エネ効果が期待できます。さらに、省エネレベルの高い商品を選べば、より電気代を節約することができるでしょう。

パナソニックのビエラのウェブサイトによると、有機ELテレビや4Kテレビは画質が優れている反面、2Kテレビよりも消費電力が約5~6倍高くなります。2Kテレビは消費電力が少ないだけでなく、テレビ本体の価格も4Kテレビや有機ELテレビより安くなります。できるだけ節約しながらテレビを楽しみたいのであれば、テレビを買い替える際、2Kテレビを選んでみてはいかがでしょうか。

画面の明るさを暗くしたり、音を小さくしたりすることで、消費電力を抑えることができます。テレビの見やすさや音の聞き取りやすさとの兼ね合いもありますから、無理のない範囲で調節してみましょう。

自動オフ機能とは、あらかじめ指定しておいた時間内に一切操作がなかった場合に、自動でテレビの電源が切れる機能のことです。テレビをつけたまま寝落ちしたり、なんとなくテレビをつけたままにしたりする人にはおすすめです。

液晶画面には、案外ほこりがたくさんついています。テレビをつけているときはあまり気にならなくても、電源をオフにすると、ほこりが画面にびっしりついていて、ぎょっとしたという経験がある人も多いのではないでしょうか。テレビの液晶は、ほこりなどで汚れていると画面が暗く見えます。汚れたまま明るさを上げれば、当然消費電力も上がり、電気代が余計にかかるため、きちんとお手入れをしておきましょう。

使用時間が長いテレビの節約方法を知っておこう

テレビの電気代は、種類やサイズ、機能によって変わるものの、電気代はそれほど高くはありません。しかし、テレビはほかの家電と比べても使用時間が長くなる傾向がありますから、日頃から画面の掃除やタイマー機能の活用といった節約を心掛けましょう。

より効果的な節電を目指すのであれば、最新型のテレビに買い替えることも電気代を抑えるのには効果的です。節約方法を知り、賢くテレビと付き合っていきましょう。