Appleの新しいM1チップ搭載MacBookは機械学習に関するビーストマシンだ【前編】(CreateMLでの比較) あなたにおすすめの記事 あなたにおすすめの記事

沿って : Ilikephone / On : 04/12/2022

著者のDaniel Bourke氏はオーストラリア在住の機械学習エンジニアであり、Mediumに機械学習の学びに関する様々な記事を投稿しており、そのうちのいくつかはAINOW翻訳記事として公開しています。同氏が昨年12月末にMediumに投稿した記事『Appleの新しいM1チップ搭載MacBookは機械学習に関するビーストマシンだ』では、M1チップ搭載MacBookを使ったAIタスクのベンチマークが公開されました。2020年11月、Appleは同社純正チップ「M1チップ」とそれを搭載したMacBook Airと13インチMacBook Proを発表しました。同チップはCPUとGPUで驚異的な性能を発揮するうえに、Neural Engineを実装することによって機械学習の実行にも最適化されていると語られました。この説明を確かめるために、Bourke氏は実際にその性能を測定してみました。同氏はM1チップ搭載MacBook Air、M1チップ搭載13インチMacBook Pro、そしてIntelチップ搭載16インチMacBook Proを用意して、以下のような3つの実験を実行しました(実験結果の詳細は以下の記事本文を参照)。

以上の結果から、M1チップ搭載MacBookと比べれば(スペックを増強しても)もはやIntelチップの16インチMacBook Proは時代遅れ、と同氏は結論づけます。AppleはMacBookとiMac、さらにはMac Proのすべてに関して、同社製チップを搭載したモデルを開発すると発表しています。それゆえ、機械学習モデル開発における同社のPCのシェアが今後大きくなるかも知れません。

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以下の前編にあたる記事本文では、比較実験の概要と実験1と実験2の結果を解説していきます。

なお、以下の記事本文はDaniel Bourke氏に直接コンタクトをとり、翻訳許可を頂いたうえで翻訳したものです。また、翻訳記事の内容は同氏の見解であり、特定の国や地域ならび組織や団体を代表するものではなく、翻訳者およびAINOW編集部の主義主張を表明したものでもありません。