樋口久子・三菱電機レディス優勝会見一問一答(1)
女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」は31日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で最終日が行われた。首位で出た渋野日向子(サントリー)は、5バーディー、3ボギーの70。通算9アンダーでペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフに突入し、1ホール目で鮮やかなイーグルを決めて優勝した。3週前のスタンレーレディスに続き今季2勝目、国内ツアー6勝目。前週は決勝ラウンドに進めなかったが、2019年11月の大王製紙エリエールレディースに続き、自身2度目の「予選落ち後の翌週V」となった。以下、一問一答(1)。
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――最終18番パー5でバーディー。ボギーにしたペ・ソンウに追いついてプレーオフに突入。1ホール目でイーグルを奪う劇的な勝利だった。
「プレーオフに進めるとは思っていなかったので、チャンスを生かすことができて良かったです。2打目はバンカー入ったかなと思ったら、ギャラリーの反応で『乗ったんだな』と思いました。左足下がりのライで、3番ウッドをコントロールして打ちましたが、もう一生打てないぐらいのショットでした。最後の(3メートルのイーグルパットは)上りなので、打ち切るしかないと思いました。入ってうれしかったです」
――正規の18番でもイーグルを狙っていた。
「ソンウさんと2打差がついていたので、イーグルしかないと思って、ドライバーをマン振りしました。おかげですごく飛んで、2オンしたので、残り7メートルから狙いました。でも、パットをショートさせて『はいーっ』って感じでした。もう、テレビに映ってはいけないぐらい悔しい顔をしていたと思います(笑)」
――19年の資生堂アネッサレディス、今月のスタンレーレディスに続き、プレーオフは3度進出で全勝。
「いつも楽しんでやっていると思いますが、今日は飛ばせば2オンできるパー5での勝負だったので、気持ち的には『一球入魂』でした。あっ、当たり前か。そういう意味では、今までより楽しんでなかったと思います」
――ペ・ソンウとは3度目の優勝争い。スタンレーレディスでもプレーオフを戦った。
「そうですね。ソンウさんと回ると、リズムよく回れます。今日は楽しみにしていましたし、楽しかったです」…