iPhone 13 miniが“実質23円”で投げ売り その実態に迫る(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース

沿って : Ilikephone / On : 18/07/2022

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某家電量販店では割引キャンペーンを行っているキャリアや価格を一覧で表示していた

 「iPhone 13 miniが23円で投げ売りされている」――。そんな投稿をSNSで最近よく目にする。その実態を確かめるべく、都内の某家電量販店へ行き、具体的な条件や注意点を調べてみた。価格は全て税込み。【画像】「iPhone 13 miniが実質23円」のカラクリ

iPhone 13 miniが“実質23円”で投げ売り その実態に迫る(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース

23円は一括ではなく最終的な実質負担額

 まず留意してほしいのが、「23円」は一括価格ではない点。店頭に掲示されたポスターを確認してみると、金額のすぐ左側に「お客様負担額」と記載されている。 これは他社からNTTドコモにMNPで乗り換えた上で、「いつでもカエドキプログラム」に加入することが条件となっており、店舗によっては初月のみは指定のプランを契約する必要がある。 いつでもカエドキプログラムは、いわゆる残価設定型契約。分割払いの最終月の残価を端末ごとに設定し、端末を返却すると、残価の支払いが免除される。いわば端末を2年間レンタルする代わりに端末代が安くなるイメージだ。同プログラムはドコモの回線契約がなくても利用できる。【訂正:2022年1月25日17時30分 初出時、「いつでもカエドキプログラム」の条件で「同じキャリアで別の機種を購入しなければならない」としていましたが、回線契約は不要のため、誤りです。おわびして訂正いたします。】

23円の内訳 端末購入プログラムの活用が前提

 割引の内訳は本体価格が9万8208円、MNP限定割引が2万2000円、店舗独自割引が2万7345円となっている。店舗独自割引は回線契約を伴わない端末単体購入で付くものだが、その場合はMNP限定割引が適用されないとのこと。 電気通信事業法では、回線契約を伴う端末値引きが2万2000円までに制限されているので、MNP限定割引は上限いっぱいの2万2000円としている。一方、回線契約を伴わない値引きは規制されていないため、店舗独自割引として、上記のような2万2000円を超える値引きが可能になる。 毎月の支払いイメージはこうだ。単身者の場合、段階制の料金プラン「ギガライト」で5GBまで使った場合(月額5478円※dカードお支払い割適用)、1回に5分以内の国内通話がかけ放題となる「5分通話無料オプション」(月額770円)、先に述べたiPhone 13 miniの支払い額(1円が1〜23カ月)を合計すると、毎月6249円を維持できる。なお、初月のみ契約事務手数料3300円が発生する。 ここで肝心なのが、23カ月目にいつでもカエドキプログラムを利用することだ。このタイミングでiPhone 13 miniをNTTドコモに返却し、別の端末に機種変更すれば、24回目時点での残価(4万8840円)を支払わずに済む。つまり本体価格の9万8208円-2万2000円-2万7345円-4万8840円で23円になるというわけだ。

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