直前予測:“iPhone 13”や新しいApple Watchはどうなる? アップルが発表する新製品の中身

沿って : Ilikephone / On : 06/11/2022

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で時間の感覚が歪み、今日は何日だろうかとしょっちゅう自問している人もいるかもしれない。だが、ガジェットの世界では秋になると少なくともひとつ確かなことがある。アップルが新型の「iPhone」を発表するのだ。

アップルは秋に恒例となったハードウェアの発表会を9月14日(米国時間)に開催する。いつものようにテック業界全体(そして、そろそろ新しいiPhoneを買おうと思っている人々)が発表会(今回もオンライン開催)を視聴し、コンシューマーテクノロジーのトレンドにアップルがどのように対応し、どのように進化させているのかを感じ取ろうとする日だ。

新しいiPhoneは少なくとも2種類?

今回の発表会を前に、ひとつ確実にわかっていることがある。それは少なくとも2種類の新型iPhoneが登場することだ。(名称が「iPhone 13」になるのか、それとも数字での命名は少し滑稽になってきたとアップルが判断するのかは、まだわからない)。

直前予測:“iPhone 13”や新しいApple Watchはどうなる? アップルが発表する新製品の中身

アップルに詳しいブルームバーグのマーク・ガーマンが早々と書いた記事によると、新型iPhoneで最も強化されるのはカメラ機能になる。より高品質な動画フォーマット、ヴィデオ撮影時のボケ効果、そして「もっとスマートなフィルター」などが新機能に含まれるという。

当然のことながら、新型iPhoneにはアップルの最新の独自チップも搭載され、ディスプレイのリフレッシュレートがついにサムスンのフラッグシップモデルに追いつくことになる。また、Wedbush証券のダン・アイヴズが投資家向けに発表した情報によると、新型iPhoneのハイエンドモデルである「Pro」には、1テラバイトという桁外れのストレージ容量が用意される可能性があるという。

ほかにも秋のハードウェアの発表の一環として、デザインを一新した「iPad mini」と新しい「AirPods」が登場するという噂もある。このヴァーチャルイヴェントの招待状には「カリフォルニア・ストリーミング」という言葉が書かれ、拡張現実(AR)がイヴェントの一部になる可能性を示唆する画像が掲載されていた(招待状にはARのイースターエッグまで隠されていた)。

新しいApple Watchはどうなる?

重要なニュースには、今週すぐには予約が始まらない製品についての情報も含まれるかもしれない。それは「Apple Watch」だ。「Apple Watch Series 7」は生産上の問題で発売が遅れると報じられているが、発表会に間に合うように障害をクリアできるかもしれないとの報道もある。

定評ある製品の生産が遅れるということは、Apple Watch Series 7が発売される際にはデザインが大幅に変更されていたり、ありきたりのアクティヴィティ・トラッキングにとどまらない新機能が搭載されていたりするのかもしれない。もっとも生産の遅れは、コンシューマーテクノロジー業界全体に影響を及ぼしている製造関連の問題や供給不足と、アップルも無縁ではないことを示している。

アップルの秋のハードウェアイヴェントが開催されるこの時期は、同社にとって試練の時でもある。多くのテック企業と同じように、アップルもこれまでのところパンデミックを見事に乗り切ってきた。リモートワークや勉強、運動、そしてくつろいだり人とつながったりするために、消費者はスマートフォンやタブレット端末、ノートPC、ウェブサーヴィスなどを強く求めたからだ。