スターツトロント海外研修トレーニーの橋本です。トロントでの非常事態宣言と外国人入国禁止の解除が待ち遠しいこの頃ですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。今回は番外編として、6月20日にバンクーバー経由で日本に帰国しました私の帰国時レポートをご紹介したいと思います。
エアカナダの衛生キット
ピアソン空港~バンクーバー
空港前には警察の車が止まって見張りをしている。空港入口の自動ドア以降は、見送りの人は入れない。荷物検査時に「おでこスキャン」の熱測定が行われる。機内はマスク必須。離陸後に水・消毒液・マスク・ワイプシート・手袋セットが配られる。
成田空港到着
飛行機到着後もすぐに席を立たず、PCR検査の混雑次第で、待つように機内アナウンスあり。移動の際には間隔を取るようにと指示される。
検査場へ移動し、10人~20人単位で
というように段階的に、移動と待機を繰り返す。
※階段移動(下り)あり。待機中にトイレに行くときは、係員に申し出が必要。
PCR検査
一人ずつ対応。問診からPCR検査完了までは10分以内くらい。①問診…機内で記入した「隔離についての質問票」を基に質問される。特にパスポートを見せる必要なし。
など質問と説明を受けた後、書面にサイン(体調アンケート用のLINE登録、隔離についての説明を受けた証明にサイン)。②おでこスキャンで熱を測る、検査キットをもらう。
③PCR検査…医療従事者の方1名による鼻の奥の粘膜採取。鼻の奥につんとくる、インフルエンザの検査と似たような感じ。10秒程度で終了する。
※注意点: 隔離期間は、日本到着日を0日目として、翌日から14日間必要。
私の場合、6月21日(日)に到着のため、翌日22日(月)~7月6日(月)0時までとなる。
※自宅や隔離できる場所が確保できていない場合、PCR検査の結果が陰性と出るまで 2~3日間、国の指定するホテルでの待機となる。
PCR検査後
今後の予定を聞かれ、→①自宅(迎えあり)or ②国指定のホテル行き、の2通りに分かれる。
係員が付き添いながら、6人くらいで移動し、預入荷物の受取、入国手続き、別送品申告書へのスタンプ受領などを済ませる。
①自宅の人は、到着ゲートを出たところで解散。自宅から家族が迎えに来ている場合は、その家族を交えて、係員によって名前や迎えの車のナンバーの確認が行われる。
②国指定のホテル行きの人は、そのまま段ボールブースへ案内される。ホテルへのバスの出発時間は決まっておらず、人数がある程度まとまってから移動するため、約1~2時間待機となる。私が到着時は20人ほど待機していたが、最終的に60人くらいまで増えた。
成田空港・段ボールブース。手前にお茶やバナナ が置いてあり自由に取ってよい。
私の区画の段ボールブース
この待機の間に、別送品申請や携帯電話手続きなど、ゲートの外へ係員がそれぞれの乗客に付き添って案内してくれる。
国指定のホテルの行先はその日によるそう。私は新浦安の「東京ベイ東急ホテル浦安」での待機となった。
待機場所まで
概要: 国が借り上げている待機施設。PCR検査の結果が出るまで、原則2泊3日の滞在。部屋から出ることは原則不可。健康把握のため、喫煙禁止・飲酒禁止。お弁当が3食、朝8時・昼12時・夜18時にドアノブにかけられ、館内放送で知らされる。
質問・困りごと・健康状態の報告はホテルスタッフではなく、運営事務局へ内線電話をする。
入所が6月21日(日)18時。翌6月22日(月)13時すぎに事務局より内線電話で「陰性」の結果連絡を受ける。検査時にメールアドレスを提出しており、メールでも陰性結果を受け取った。
退所の方法いずれかを申告。
①6月23日(火)朝10時前後に、羽田空港・成田空港・周辺ホテル行きのそれぞれのバスに乗る。
②6月23日(火)13~15時の間にハイヤー手配・もしくは自宅からの迎えを待つ。
以上、帰国時レポートでした!この資料は個人の体験・感想を基に記載しており、実際の流れは時々の状況や判断により異なる場合があります。あくまでもご参考としてご覧いただければ幸いです。また、最新情報は政府機関のHPなどをご確認ください。
トロントでは多くの方との出会いに恵まれ大変お世話になり誠にありがとうございました。日本での不動産のご相談事がございましたらいつでもご連絡ください!
※本文は6月23日時点の情報に基づき作成いたしました。