自由民主党が9月29日に実施した、「自民党総裁選2021」。河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏の4人が立候補した中、投票により新総裁は岸田文雄氏に決まった。一方、1回目の開票結果の表が「IPアドレスっぽい」として一部で話題になっている。
総裁選の投票結果 注目を集めているのは、党所属の国会議員による「議員票」や全国の自民党員による「党員票」、各合計を4人分並べた表だ。「票」の字が小さく、遠目に見るとドットのように見えることもあり「86.146.114.34」「169.110.74.29」「255.256.188.63」──といった具合に、IPアドレス(IPv4)としてありえそうな文字列に見える。
IPv4の場合、IPアドレスは32bitのデータを8bitずつ10進数に変換して表記する。8bitで表現できる数値は0から255まで。今回の投票結果は、それぞれの数字が3桁で区切られ、ほとんどが255以下だったため、IPアドレスに見えるというわけだ。
ただし「255.256.188.63」のみ、256が含まれるためIPv4には存在しない。Twitterでは「惜しい」「オーバーフローしてる」という声も出ている。
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