ライフハッカー[日本版]2021年12月8日掲載の記事より転載
ドラッグ&ドロップは、実質的にすべてのデバイスで使える基本機能です。ただ、iPhoneでは、iOS 15になるまでホーム画面と特定のアプリ内でしか使えませんでした。
iOS 15のリリースから、AppleはiPhoneのアプリからアプリへと、テキスト、ファイル、画像、ドキュメントをドラッグ&ドロップができるようにしています。
今回は、その使い方を詳しく見ていきましょう。
ドラッグ&ドロップとは何か?
ドラッグ&ドロップとは、あるオブジェクトを選択し、それを動かし(ドラッグし)、別の場所に置く(ドロップする)ことができるアクションです。
iPhoneでこの機能を使うと、そのアイテムを移動させるのではなく、複製することになるので注意してください。
iPadでは2017年からドラッグ&ドロップが使えますが、iPhoneでは2021年のiOS 15のリリースでやっと使えるようになりました。つまり、この機能を使いたいiPhoneユーザーは、まずiOS 15にアップデートしなければなりません。
iPhoneでのドラッグ&ドロップの使い方
この機能は、ファイルやテキスト、画像などをアプリから別のアプリへとドラッグ&ドロップすることができます。
色々と試してみたところ、「メモ」「メール」「メッセージ」「ファイル」「ブック」「写真」「Safari」などのビルトインのアプリ間で使えます。
いくつかまとめてドラッグ&ドロップしたい場合は、ひとつのものを長押ししてドラッグする準備ができてから、別のものをタップします。
このようにまとめて選択したものは、重ねて表示され、選択している数が右上に表示されます。
ポイント:おすすめの本を共有したい場合は、「ブック」のeBookをドラッグすると、テキストフィールドには本のタイトルと著者名が共有されます。
コピー&ペーストよりはるかに簡単
ドラッグ&ドロップは、長年ほぼすべてのデバイスで多用されている機能で、iPhoneもやっと追いつきました。
ドラッグ&ドロップ機能を使えば、アプリ間を行ったり来たりしながら何度もタップする手間が省けます。
Source: iDeviceHelp
Original Article: Did You Know iOS 15 Lets You Drag and Drop Files on Your iPhone? by MakeUseOf