富士通ゼネラルは、ルームエアコン「ノクリア」の「Xシリーズ」および「Zシリーズ」から新モデルを2022年1月より順次販売する。いずれも対応畳数が6~29畳の9モデルをラインナップ。発売日と店頭予想価格は、Xシリーズが2月12日発売、29万円~44万円。Zシリーズが1月13日発売、27万円~42万円(いずれも税別)。
AI/IoT機能の操作性が向上。家の中に無線LAN環境がなくても、スマートフォンからエアコンを操作できるという。暖房機能も拡充し、足元を最高約40℃まで暖める「あったかアップ」機能を搭載する。
無線LAN環境がなくてもスマホ操作ができる、業界初の「スマホリモコンモード」を搭載。「ノクリアアプリ」をインストールしたスマホと室内機の無線LANアダプターを直接つないで、スマホをリモコンとして使用できる。また、無線LAN環境があれば「クラウド接続モード」で従来通り屋外からの操作も可能。
家に無線LAN環境がなくてもスマホ操作ができる「スマホリモコンモード」を搭載
付属リモコンには「AI自動ボタン」を用意。リモコンのボタンひとつで、「ダブルAI」による「オーダーメイド快適」を実現するという。「ダブルAI」は、本体とクラウドの2つのAIがユーザーの好みの設定や使用環境を学習して成長。学習データや気象情報をもとに自動運転を行ない、先回りして快適な空間を提供するとしている。
暖房機能も拡充し、最高約55℃の高温風で暖める「あったかアップ」機能を搭載。「ハイパワー運転」と併用することで、外気温2℃時でも足元温度を最高約40℃まで強力に暖めるという。
さらに、Xシリーズには独自の「ハイブリッド気流」を採用。室内機両サイドのデュアルブラスターとセンターファンが温度の異なる気流を吹き分けることで、床面を這うように部屋の隅々まで暖気を広げる。Xシリーズは外気温-15℃の環境でも運転が可能としている。
Xシリーズのみ採用の「ハイブリッド気流」
いずれも室内機のフィルターに、ウイルス抑制作用があるコーティングを施した「ウイルカット・フィルター」を新採用。フィルター上に付着したウイルスや細菌を抑制し、カビの繁殖も防ぐという。このほか「熱交換器加熱除菌」機能や電気集じん方式の空気清浄機能「プラズマ空清」も搭載。
室内機の本体サイズは、Xシリーズの6~18畳向けモデルが798×396×293mm(幅×奥行き×高さ)、同20~29畳向けが898×396×293mm(同)、Zシリーズはすべて798×385×293mm(同)。
ノクリア Zシリーズ