産業春秋/名前の読み方 | 日刊工業新聞 電子版

沿って : Ilikephone / On : 19/10/2022

菅義偉戸籍法法務省特別定額給付金マイナンバーカード産業春秋/名前の読み方

(2021/4/9 05:00)

菅義偉さんは「すがよしひで」か「かんよしい」か、どういう読み方なのかについて国は関知しない。戸籍法を所管する法務省は、「読み仮名がなくても個人は特定できる」という理由から、戸籍事務に読み仮名を使ってこなかった。

昨年の国民1人に一律10万円を給付する特別定額給付金では、戸籍とひも付いた漢字名の住民基本台帳と、カタカナ表記の銀行口座との照合作業に手間取り、一部で給付遅れを招いた。

デジタル化時代や国際化に対応すべく、マイナンバーカードは、2024年に氏名をローマ字表記することになっている。「戸籍にも読み仮名が必要」との認識が政府内でも急速に高まった。上川陽子法相は、氏名の読み仮名を戸籍の記載事項とするため、戸籍法を改正する方針を示した。23年にも法案を提出するという。

これから戸籍に読み仮名を付ける作業を、どうやって進めるのか。現行の出生の届け書には「よみかた」を記入する欄があるが、あくまで参考として求めているだけだ。

健さんは「たけし」と名乗っているが、親は「けん」と名付けていた、などといった話もよく聞く。読み仮名を正式に戸籍に記載する時には、さまざまな混乱も起きそうだ。

(2021/4/9 05:00)

おすすめコンテンツ

図解よくわかるフードテック入門

ユーザー目線で役立つ 接着の材料選定と構造・プロセス設計

はじめて学ぶ プラスチック金型図面の読み方

産業春秋/名前の読み方 | 日刊工業新聞 電子版

<解析塾秘伝> 非弾性材料の学び方!弾塑性・クリープ材料の有限要素法解析

2023年版 ココに入社したい!理系学生注目の優良企業

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい水道の本 第2版

SDGsを事業活動の基本軸とする経営計画とは?

躍動 ニューノーマルを生きる成長企業群ジャーナグラムページで公開中

難易度の高い“一品料理”のシステム構築で差別化を図る

自動化と熟練の技が織りなす未来工場とは

【募集中】大阪ものづくり優良企業賞

【申込受付中】ウェビナー『企業存続にも直結、「CO2排出量」の計り方』

イベントスケジュール 全国主要見本市・展示会一覧 Web版

【地球環境・SDGs特設サイト】SDGs関連ニュースをまとめてチェック!!

【産業情報が今すぐ読める!】日刊工業新聞社のECサイト「TREK!」オープン

【オンライン展開幕!】2022国際ロボット展 特設サイトで見どころチェック

日本の製造業をサポートするデジタルプラットフォームパートナーへ、オートデスクが目指すこれからの姿

薄型、ファンレス、幅広い使用環境温度、スマートファクトリーに最適なUPS