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長崎県(135万800人)教委は、「情報エキスパート教員養成研修」を実施した。22年度実施の新教育課程から高校において「情報I」が必履修科目となり、担当する全ての教員がコンピュータとプログラミングや情報デザイン、情報通信ネットワークなどについて指導することとなる。 また、25年度大学入学共通テストで教科「情報」が新たに追加されることとなっている。そのため、情報エキスパート教員養成研修は、一般教員向け基礎研修の上位の専門的な研修として、情報システム学部を有する長崎県立大学と連携して実施したもの。大学教員による専門性の高い研修で、受講者の情報に関する知識・技能を拡張し、情報教育の水準を高めるのがねらい。 同研修は、WEB会議システムを活用し、プログラミングの講座をオンデマンドで配信したほか、情報通信ネットワーク、情報セキュリティの各講座をオンライン配信で行った。情報の免許を保有し、「情報I」教員研修用教材の内容を理解しており、「情報I」の実施に向けた教員研修を受講しているなどの条件を満たした県立高校の教諭・講師11人が受講した。(月刊「ガバナンス」2021年12月号・DATA BANK2021)
<株式会社ぎょうせい>
最終更新:政治山