世界中の“猛獣たち”にコーチングを実践
松原嘉哉氏(以下、松原):ピョートルさん、いらっしゃいますか。
ピョートル・フェリクス・グジバチ氏(以下、ピョートル):はい、こんばんは。よろしくお願いします。
松原:よろしくお願いします。最初にごあいさつ代わりにお話しいただければなと思っております。
ピョートル:すみません、今日は朝からずっとしゃべってる状態で、ちょっと声が出なくなってるんですよね。それが心配で(笑)。
松原:(笑)。
ピョートル:途中で出なくなったら、みなさんにバトンタッチをします。みなさん、こんばんは。ピョートルと申します。何をやってるかというと、いろいろやってます(笑)。基本的に(スライドには)英語で書いてるんですけれども、「誰もが自己実現ができる世界を作る」というのが個人的なミッションです。
子どもの頃にポーランドの共産主義、独裁社会を経験しました。みなさんがイメージしやすいことで言うと、おそらく今の北朝鮮のような状態なんですけれども。それで自分の家族も苦しんだり、自己実現ができなかったからこそ、ここに至るんですよね。
今日のテーマに関係あるのは、僕の経営、あるいはマネジメントの視点ですよね。もちろんモルガンスタンレーとGoogleで長くがんばって、世界中の猛獣たちにコーチングしてきたこともあるんですけれども。
今主にやっている活動は、プロノイア・グループでの「未来創造事業」です。典型的なコンサルではないんですね。まず先を読んで、つないで、新規事業とか戦略とかの仕組みを作っていくということをやっています。