iPhoneのFace IDを怖がらなくていい理由(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース

沿って : Ilikephone / On : 22/11/2022

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iPhoneのFace IDを怖がらなくていい理由

iPhoneのFace IDを怖がらなくていい理由(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース

最近の大手テック企業に対して、疑心暗鬼になるのもわかります。今日は、あるテクノロジーに注目してみましょう。AppleのFace ID(顔認証)です。この技術は、誰が何と言おうと100%安全で、あなたのiPhoneのセキュリティを強化するものにほかなりません。指紋認証や、パスワードだけでロックを解除するスマートフォンに慣れている人は、スマートフォンによって顔をスキャンされることに不安を覚えるかもしれませんね。顔認証やスマートフォンのトラッキングの安全性が議論される中、顔という大切な情報へのアクセスを許可するのは、ちょっと危険だと感じる人もいるでしょう。けれども、Appleはアリア・スターク(TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する戦士)ではありません。あなたのFace ID情報を見ることはないのです。そればかりか、Face IDではあなたの顔写真を撮ることもありませんよ。Face IDを機能させるためにiPhoneがどのような情報を使っているか見られるなら、それがただ数字が並んだだけの、識別できないデータだとわかるでしょう。

なぜFace IDはそれほど安全と言えるのか

最初にFace IDを設定するとき、iPhoneのTrueDepthカメラは、3万個の目に見えないドットを放出してあなたの顔をスキャンします。すでに説明したように、カメラであなたの顔写真を撮るわけではありません。そうではなく、この目に見えないすべてのドットから情報を得て、それを「数学的データ」に変換するのです。あなたも私もAppleも、目で見ただけではそのデータを理解できません。それからそのデータは暗号化され、あなたのiPhoneの中にある、「Secure Enclave(セキュア・エンクレーブ)」と呼ばれるところに保存されます。このSecure Enclaveが鍵なのです。暗号化されたあなたのFace ID情報は、決してあなたのiPhoneの外に出ることはありません。バックアップを取ってもiCloudにアップロードされませんし、どのAppleサーバーにも送信されません。あなたのiPhoneの中に残っているだけで、絶対に外に出ることはないのです。データは暗号化されているので、あなたのiPhoneだけがそのデータを読み取ることができます。ほかのどのデバイスでも、その「数学的データ」を読むことはできません。ですから、Appleのような企業にとっては、そもそもそのデータを取得すること自体が無駄なわけです。

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最終更新:ライフハッカー[日本版]