Withingsは、スマート体組成計「Body Cardio」に新機能「血管年齢」を追加した。
循環器専門医によって開発された機能で、Body Cardio に乗るだけでユーザーの血管年齢が実年齢と比較して「非最適」「正常」「最適」と3段階で表示される。
血管年齢を血管の硬化を表す指標の「脈波伝播速度」を元に算出するもの。脈波伝播速度は、多くの医療機関で高血圧、悪玉コレステロール、心不全、アルツハイマー病、心筋梗塞などの心血管疾患の予兆を表すために使われる指標。
Body Cardioが心弾動図記録とインピーダンスプレチスモグラフィ技術を利用し、血液が心臓から足元まで流れる速度を測定。心臓が鼓動する度に、体重が軽微に変化し、それに合わせて血液が足元にたどり着くと体内に流される電流の変化を認識することで脈波伝播速度を算出できる。
血管年齢を算出するため独自のアルゴリズムを使用。脈波伝播速度の測定値とユーザーの年齢や通常値と照らし合わせ、血管年齢の幅を算出する。アルゴリズムは、ユーロペアン・ジョルジュ・ポンピドー AP-HP病院の循環専門医ステファーヌ・ローラン博士によって開発された。
30秒以内での測定が可能で、「Health Mate」アプリではより詳細な年齢と新血管の健康を改善するための運動や食生活のアドバイスを確認できる。
Body Cardioは、体重とBMIに加え、生体電気インピーダンス法によってユーザーの体脂肪、筋肉量、体水分率、骨量、心拍を測定できるスマート体組成計。無線機能によりアプリでデータの管理が可能。価格は20,218円。