重視する政策
[石垣市長選 2022.2.27] 沖縄タイムス社とJX通信社は19、20日の両日、任期満了に伴う27日投開票の石垣市長選に関し、石垣市内の有権者を対象に世論調査を合同で実施した。投票に際し、最も重視する政策は「経済対策」が30%で最多、「自衛隊配備問題」の23%が続いた。陸上自衛隊配備については賛成が43%で、反対の34%を上回った。配備についての住民投票を実施すべきかについては、「行うべき」が43%、「必要はない」が41%と拮抗(きっこう)。陸自問題は重要争点の一つになりそうだ。 石垣市長選には、新人で前市議の砥板芳行氏(52)=無所属=と、4期目を目指す現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が立候補している。調査の時点で、16%が投票先を「まだ決めていない、わからない」と答えた。 「支持政党」の選択では、自民党が30%で最多。44%が「支持する政党・政治団体はない」とする無党派層だった。 玉城デニー知事については、「大いに支持する」が30%で、「全く支持しない」が25%だった。「ある程度支持する」と「あまり支持しない」は同じ割合だった。 調査は、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で259人から回答を得た。
最終更新:沖縄タイムス